1. うらめし屋とは?
私たち「うらめし屋 赤羽」は、元々「にくまれ屋」というブランドで営業していました。
しかし、2023年12月25日、隣接店舗の火災により全焼。什器も内装も失い、被害総額は約2,000万円にのぼりました。突然すべてを奪われた悔しさ、恨めしさ——それを逆手に取り、“オマージュ”として新しい店名に冠したのが「うらめし屋」です。
火災からわずか4カ月後の2024年4月23日、新しい場所で再オープン。旧店舗の「せんべろ」スタイルから一転、内装を刷新し、客単価を上げた“カッコいい居酒屋”へと進化しました。
看板メニューの「牛タンてっさ」や自由にお代わりできる「モツ煮」など、独自の料理で幅広いお客様に愛され、現在は女性客比率が6割を占めています。
「逆境をチャンスに変える」——その精神こそが、うらめし屋の原点です。悔しさを力に変え、今日も赤羽の地でお客様をお迎えしています。
2. 火災発生(2023年12月25日)
忘れもしない、
2023年のクリスマス、隣接するホルモン焼き店から出火し延焼。
午後5時頃、店内は瞬く間に煙で視界が奪われたが、客を安全に避難させ、人命被害はゼロ。
ただし、什器や内装はほぼ全損し、損害総額は約2,000万円を超える。保険の補償範囲も狭く、自己負担が大きかった。年末の繁忙期に火災が重なり、当然ながら予約も全てキャンセルとなった。
3. 再起への準備
火災後、店舗を閉鎖したままでは経営が持たないため、早期復活を決意。
従業員の雇用確保や会社の存続を優先し、外部協力や経営陣の迅速な判断で新店舗計画をスタート。保険や補償の重要性を改めて痛感し、「備えあれば憂いなし」の教訓を得ました。
4. 新店舗オープン(2024年4月23日)
火災からわずか4カ月、新たな地で「うらめし屋 赤羽」が再び暖簾を掲げました。
新店舗は赤羽駅から徒歩数分の好立地にあり、白い暖簾と火の玉のイラストが目印。ガラス戸から差し込む自然光と、木目を基調とした温かみのある内装が特徴です。
旧店舗の低単価・せんべろスタイルから一転、“大人がゆったり過ごせるカッコいい居酒屋”をコンセプトに刷新。ゆったりとしたテーブル配置やカウンター席も備え、幅広いシーンに対応可能です。
料理面では、看板メニューの「牛タンてっさ」や何杯でも自由に楽しめる「モツ煮」に加え、季節ごとの創作料理や厳選ドリンクを提供。女性客比率は6割に達し、デートや女子会、仕事帰りの一杯など、多彩なニーズを満たしています。
5. 現在の営業スタイル
赤羽駅から徒歩数分、白い暖簾と火の玉のイラストが目を引く外観。日差しが差し込むガラス戸の先には、木の温もりと洗練が融合した空間が広がります。
店内はスタッフとお客様の笑顔、そして活気ある会話で満ち、居心地の良さからリピーターが多いのも特徴です。新規のお客様も着実に増え、地域で「ここに来れば楽しい時間が過ごせる」と評判に。オープン以来、安定した売上を維持しながら、赤羽の街に欠かせない存在となっています。